それは素敵な飲み物、コーヒー、モカマタリ

スポンサードリンク
_DSC4288.jpg

世の中で飲まれているコーヒーのほとんどが「ブレンド」です。産地の違う豆をMIXして、味を整えて、バランスを取る。どこの産地の豆にも「個性」というのがあって、それを混ぜれば混ぜるほどに、個性が消え、「普通」のコーヒーになる。プロの焙煎士は言う。「迷ったら、もう一種類増やせ」とw さて。コーヒー歴50年のおいらが、若い頃に覚えた物凄くベーシックなブレンドです。

ブラジル・サントスNo,2
コロンビア・スプレモ
モカマタリNo,9(イエメン産)

古くからのコーヒー産地では、国家が品質を管理していて、等級付けをしている。サントスというのは出荷港の名前であって、等級ではない。ブラジルの等級では、No,2が最高で、No,1というのは存在しません。下は、8とか9まであるらしいんだが、日本には輸入されてない。コロンビアでは、スプレモが最上級で、モカマタリは番号付けが逆になり、No,9が最上級。国によって基準が違いますw 写真は、左がブラジル、中がモカマタリ、右がコロンビア。ブラジルとコロンビアでは、果肉を除去する工程に違いがあるらしく、ブラジルは艶々と平らだが、コロンビアは皺っぽい。どちらも、品質では定評がある産地です。モカマタリは、不良豆が混じっていたり、サイズが揃わなかったり、とにかく「見てくれが悪い」のが特徴w これは、業者に言わせると「ずいぶんマシな方」だと言うんだが、ここに写っている範囲でも、糖分不足で焼けてない豆とか、サイズが異常に小さいピーベリーが幾つも混じっている。輸入業者の言うには、「他の産地は60kgのズタ袋がひと梱包なんだけど、モカマタリだけは、中は10kgずつのビニール6個でズタ袋に入っている」のだそうで、そもそも現地での処理工程がマイナーなのだろう。半野生で、ロクに管理されていない、選別もあまり丁寧にやってない豆です。ところが、このモカマタリ、値段は高いw 大産地の豆の倍以上です。しかも、「不良豆を除去しすぎると、味が落ちる」のだそうで、品質というのは、見てくれだけではないw 

おいらの若い頃のブレンドでは、このモカマタリを25パーセントくらいキャラ付けに使って、ブラジルとコロンビアをベースにした物が多かった。モカマタリは個性が強いので、キャラ付けには絶好なんですね。ところが、そもそもの生産量が少ない。今では、エチオピアなどの周辺国の類似品も「モカ」のうち、という事で、ホンモノのイエメン産モカマタリはレアだ。しかも、イエメンでは内戦が続き、つい最近までは市場からすっかり姿を消していた。まったく手に入らなかったのだ。それがやっと、入手できるようになったという事で、ここは贅沢に、1:1:1というブレンドで飲んでみた。JASの表示では、モカマタリが30パーセント以上含まれていれば、「モカマタリ・ブレンド」を名乗れるというので、立派なモカマタリ・ブレンドです。

さて、お味なんですけど、昔から定番として知られたブレンドだけに、しごく「まっとう」で、てらいのない味です。一流ホテルで出て来そうな感じ。炒りはわずかに浅めなんだが、だからといって、サードウェーブ系の、自己主張の強い、押し付けがましい雰囲気ではない。ごく温厚な、高いレベルでバランスの取れた味です。これね、コーヒーの基本中の基本なので、この味を覚えておいて、リファレンスとすべきだろう。なんせ、モカマタリは15世紀に輸出が始まったという、世界初のコーヒー、コーヒーの原点そのものなのだ。

イエメン産のコーヒー豆は特に「モカ・マタリ」 (Mokha Mattari) ともいい、イエメン北西部の高地産である。さわやかな香りと強い酸味のある味わいが特徴で、かつて「コーヒールンバ」に唄われていたためか、日本でも人気が高い。「No.9」というのが、欠点豆の混入が比較的少ない等級であるが、ブラジルのNo.2抔と比べると数倍から十倍ほどの欠点豆があり、焙煎に際しては、入念なハンドピックが必要である。

♪それは素敵な飲み物、コーヒー、モカマタリ♪ ですw

_DSC4277_300.jpg 税・送料込み 1230円
<タイ国メチャンタイ村コーヒー 2種類のお試しセット 100g×2袋>
産地は同じながらも、異なる焙煎で仕上げた2種類をセットにしました。今風のサードウェーブと、伝統の炭焼焙煎。どちちらもベースは同じタイ国メチャンタイ村の自然栽培コーヒー豆で、無農薬、化成肥料無使用です。さぁ、あなたはどちらがお好みですか?

AAは大きめの豆を選別して、最新型の強制熱風焙煎機によるサードウェーブ系の浅炒りで仕上げた、香り高く、フルーティーな酸味を活かした逸品です。炒り加減としてはミディアム・ローストくらい。

Aはちょっと小ぶりの豆で、ファーストウェーブ系の原始的な炭火焙煎による、苦味とナチュラルな甘みを活かした渋い好みです。炭焼の焙煎度はシティロースト程度になります。こちらはエスプレッソマシンにも使えます。

Source: ネットゲリラ

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です